ティートリーのタイトル画像

精油事典

ティートリーの効果効能・精油の特徴・おすすめの使い方

ティートリー精油の特徴まとめ

精油の特徴

  • オーストラリアだけに生育する植物です
  • スッキリした刺激を感じる香りですが、甘さもあるため比較的使いやすい精油です。

主な効果

  • 高い抗菌作用が特徴。
  • 心はリラックスというよりリフレッシュ向け。モヤモヤをデトックスするような香り。

詳説:ティートリーの植物情報

名前ティートリー
学名Melaleuca alternifolia
科名フトモモ科
おもな産地オーストラリア
ティートリーの植物情報

植物の特徴

オーストラリア原産で、オーストラリアのみに生育しています。沼地や湖畔など湿り気のある土地に自生します。

詳説:ティートリーの精油情報

抽出方法水蒸気蒸留法
抽出部位
精油の色無色
香りの強さ
ノート(揮発度)トップノート
香りの系統ウッド系(樹木系)
キーワードフレッシュ、鋭い
ティートリーの精油情報表

精油の特徴

フレッシュで鋭く、やや苦みのあるウッディー調の香りです。ティートリー精油の特徴は、心身を浄化し、免疫力や忍耐力を高めてくれることです。

高い抗菌力をもち、免疫力を高める働きがあることで知られています。その抗菌力を期待して、ラベンダーと並んでよく使われるポピュラーな精油の一つです。優れた殺菌消毒作用と免疫活性作用を持つとされ注目されています。

ティートリーの効力は、オーストラリアのペンフィールド博士により1925年に発表され、強力な抗菌力をもつと同時に肌に対する刺激性も比較的少ない天然の消毒薬として世界中に広まりました。また近年は花粉症やインフルエンザ対策に役立つことで注目を集めています。

心に対しては、まわりの人や環境に影響されて不安や猜疑心が強まっているときに気持ちをリフレッシュしたり、思考をクールにしたりします。冷静になることで自分に立ちもどりたいときにおすすめです。

主な成分・作用

α-テルピネン、y-テルピネン、α-ピネン、テルピネン-4-オール、1,8シネオール

うっ滞除去、強壮、抗ウイルス、抗炎症、抗カタル、抗菌抗真菌、免疫調整

相性の良い精油

オレンジスイート、サイプレス、マンダリン、ユーカリ、ラベンダー、レモン、ローズマリーなどと調和する。

使用上の注意・効能

使用上の注意点

  • 比較的低刺激な精油ではありますが、肌への刺激性が全くないわけではないので低濃度での使用がおすすめです。
  • 妊娠初期・分娩前後の使用は控えましょう。
  • 妊娠後期、授乳期間中は半分の濃度で様子をみながら使用するようにしましょう。

心への作用

  • 強い刺激作用、浄化作用を持つ
    • ショック状態から心をよみがえらせるはたらき
    • 慢性的な不安からの開放
    • 被害者意識、猜疑心を手放す
  • 傷ついた心を癒やしリフレッシュさせる

体への作用

  • 免疫活性作用(白血球を活性化)
  • 抗ウイルス作用
  • 去痰作用
  • 殺菌消毒作用
  • 強心作用
  • 発汗作用
  • 口内炎や歯肉炎の改善

肌への作用

  • 抗感染作用
  • 抗炎症作用(特にやけど、ただれ、いぼ、湿疹)
  • ニキビ、虫刺され、切り傷などの治りを促進する

-精油事典
-, ,